高度で膨大な計算を超高速で行う、同社独自の基幹技術”超四次元画像 PhyZiodynamics”。ITEM2013ではこの技術をCT肺野検査画像、CT心臓検査画像に応用した動態解析が紹介されていた。
呼吸による肺の収縮・拡張の動態をカラーマップとして、胸部CTの4D画像に重ね合わせ表示を行っている(速度が速い部分が赤く、遅い部分が青い)。
PhyZiodynamicsは、ボクセルを追随してフェイズ間の連続性を補完し、自然な動態を表現する画像処理技術。これにより詳細な動態を観察する事ができる。呼吸による肺組織の動態・速度の変化を定量的に表示できることから、腫瘍の有無や形状、硬さといった新たな臨床情報を得られるようになることが期待される。