SYNAPSE ERm

ITEM2013 Report 国際医用画像総合展 (ITEM in JRC 2013) レポート 新製品 速報:
2013.04.16

 SYNAPSE ERmは、救急患者を受け入れた病院から、院外にいる専門医の持つスマートフォンに患者の検査画像や診療情報を送信し、治療に必要な処置情報を効率良くやりとりすることで、病院内での診断や治療をサポートする。現場での使いやすさにこだわったシステム。

 本システムには、あらかじめ登録された専門医のスマートフォンに患者情報や検査画像を一斉に配信できる「緊急コール」機能が搭載。患者が救急搬送された際に、院内に専門医がいない場合でも、院外にいる専門医から送られた検査や処置についてのコメントを画面に表示することで、担当医は、専門医が駆けつけるまでの診断や適切な治療などの参考にすることができる。検査画像や専門医のコメント、処置の状況は、「タイムライン」上に表示され、診療にかかわる複数の医療スタッフが発症した時点からどのような検査、診断、治療が行われたかなどの情報を共有できる。また、心電図などの生体モニター情報を高画質に表示。波形データ(MFER)を転送しているため、モバイル端末でも細かい波形を表示して確認することができる。