トモシンセシスに対応した、乳がん検査用デジタルX線撮影装置の最上位機種。
世界で初めてHCP(Hexagonal Close Pattern)構造のTFTパネルを採用した直接変換型FPDを搭載した装置。X線検出感度が従来のパネルと比べて約2割向上しているため、従来の「AMULET」シリーズよりも低線量かつ高画質の画像を撮影できる(画素サイズは、従来の「AMULET」シリーズと同じ50μm)
トモシンセシス機能には、STモードとHRモードの2つのモードを用意。STモードは検診向けで、撮影時間が短く低線量を優先している。HRモード精検向けで、画像分解能を優先し関心領域にフォーカスを合わせた観察が可能となる。
また、同製品は新構造圧迫板「FS圧迫板」にも対応(オプション)。受診者の痛み低減を目指して開発されており圧迫板の胸壁部と左右の計3か所にスリットを設けることで、乳房を圧迫する際の圧力を分散する設計となっている。