DRX-Revolution Mobile X-ray システム

ITEM2013 Report 国際医用画像総合展 (ITEM in JRC 2013) レポート 新製品 速報:
2013.04.16

 2013年から販売開始しているX線回診車DRX-Revolutionは移動X線の概念を変えた。よりスピーディーに、より正確に、よりパワフルに、より安全にパワーアップし、ITEM2013でも来場者から注目された。
 安全性においては、前方の視界が開けるような高さへと支柱が収納できる仕様がとられている。移動する際に前方がよく見通せるため、病棟内でより安全に移動できる。また、搭載されているドライブはすべて独立した作りとなっており、片手でスムーズに押せるくらい、重さを感じずに移動させることができる。
 二つのタッチモニタにより、管球側の作業のみで検査完了が可能になった。わざわざ確認のためにメイン画面側を移動する必要がなく、大幅なスループット向上につながる。
 タッチモニタでは過去画像の表示、撮影条件変更、検査登録、リアルタイムで画像確認ができるだけでなく、FPDの位置情報が確認でき、撮影距離や入射角度を自動検知し、斜入を防ぐツールも搭載されている。検査室などで使用しているDRXディテクターをそのまま共有できるのも特徴だ。さらに、キーレス方式によるセキュリティと院内無線LANによりPACS/RIS連携し、よりスピーディーになったため、病棟撮影はもちろんのこと、オペ室や救急、ICUなどいつでもどこでも様々な用途で使用ができる。