【JRC2013参加レポート】「興味を惹かれた一般演題」山口 功先生(大阪物療大学)より

ITEM2013 Report 国際医用画像総合展 (ITEM in JRC 2013) レポート 新製品 速報 : JRC & ITEM 2013 参加レポート
2013.04.16

 日本放射線技術学会総会学術大会における放射線管理教育・医療安全のCyPosセッションで福井大学医学部附属病院の上坂秀樹氏が発表された「胸部X線像の読影指導のための3DCT作成 -肺標本との対比-」は、肺実質高分解能CT(high-resolution CT: HRCT)の生みの親である伊藤春海博士の下で、Radiologic-Anatomic correlationに基づいた教育資料の作成に3DCT画像を活用した研究であり、診療放射線技師による胸部X線画像の観察のみならず若手医師の読影教育にも欠かせないものになると思われた。提示された資料の1つで、胸部X線正面写真における肺実質の外側縁が実際の側胸部ではどの範囲にあるのかを表したスライドでは、正面画像(写真左)でスムースなラインでトレースされたものが実際に側面から観察した場合、第4肋骨から第7肋骨の範囲で肋間肺の隆起部を観察してジグザグになっているということを3DCTで証明されていた(写真右)。また、日常的にはその存在をあまり考えることのない「肋骨による肺実質くぼみ」と「肋間肺実質の隆起」の状態を、3DCTを利用して鮮明に表現されており教育的価値の高いものと感銘を受けた。写真は演者の上坂秀樹先生、ご指導された伊藤春海先生のご厚意で掲載の了解を頂いた。

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