【JRC2013参加レポート】「進化し続けるプラークイメージング」中村理宣先生(八重洲クリニック)より

ITEM2013 Report 国際医用画像総合展 (ITEM in JRC 2013) レポート 新製品 速報 : JRC & ITEM 2013 参加レポート
2013.04.14

 私が注目したセッションはMRI検査血流(BB法)です。私が座長を務めたセッションでもあります。プラークイ検査に用いられるMRIの手法としてBlack blood imaging(BBI)があります。現在まで多くの手法が考案され臨床的有用性が報告されてきました。今年もBBIのセッションは活気があり午前9時40分にもかかわらず多くの聴講者が真剣なまなざしで発表を見入っていました。
 このセッションの演題内容は、PROPELLER法、3D高速SE法、と言った頸動脈BBIに代表される撮像法およびBBシネ撮像法の最適化でした。いずれの演題も大変興味深い内容で、特に注目しことは実験項目や評価法でした。われわれ放射線技師は技術的な研究がメインなるのですが、研究成果を出すには適正な実験項目や評価法が不可欠で基礎的研究は特に重要視されます。このセッションの演題は基礎的研究が多く、実験項目や評価法が非常に充実しており大変勉強になりました。
 このセッションでは「BBシネ撮像法(MRI検査BB法:166)」が報告されました。私が最も注目した演題です。現在までのBBI法は全て静止画であり当然のことながら動的な観察は不可能でした。BBシネ撮像法は1心拍における血管内の状態を動的に観察することができ、これにより不良なBB効果の改善や可動性プラークの評価といった今まで困難であった問題を解決する可能性を大いに秘めています。この撮像法は特別なアプリケーションやハードウエアは必要ではなく、われわれの施設でも撮像数可能なので早速、試みたいと思います。
 プラークイメージングに限られたことではありませんが、常に進化し続けるBBI法は今後も注目したいと思います。

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