「AlluraClarity」シリーズは、画質の向上と被ばくの低減の両立を実現している血管撮影装置。従来のものと比較すると、ほぼ同じ画質でありながら被ばく量を73%低減することができるという。
その中でも今回展示されていたFD20は、全身の検査に対応しており、天井走行式アームによって細密な3D画像を得ることができるようになっている。患者・医療スタッフともに検査時のストレスを和らげるよう”Ambient Experience”によるライトアップが施されている。
スタッフひとりひとりの被ばく線量管理を行う半導体線量計と、線量管理のソリューション。1画面でわかりやすく表示されている。
「Echo Navigator」は、X線と超音波画像を融合させた心臓領域向けの新アプリケーション。X線とエコーの画像を自動的に統合することにより、術者はカテーテル操作をしながら実際の位置を3Dで、リアルタイムに確認することができる。プローブの向きも画面上で表示されるので、術者とエコーを操作する者との間での連携もスムーズになる。SHD(Structural Heart Disease)といった疾患に対する経カテーテル治療への貢献が期待される。