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ITEM2013 Report 国際医用画像総合展 (ITEM in JRC 2013) レポート 新製品 速報:
2013.04.14

冠動脈バイパスグラフト解析機能
 冠動脈バイパスグラフト術後データを解析し、内胸動脈や伏在静脈を用いたグラフトを、金属成分の影響を受けずに短時間で自動追跡。1クリックで抹消血管までスムーズに描出。冠動脈の自動解析機能を併用することで吻合部の評価や新規病変の評価にも有用性を発揮する。

大腸解析
 大腸CTデータをより効率的に解析することができ、CTC検診にも合わせたソフトフェア。解析はほぼ自動で行われるだけでなく、経路の抽出も自動で、時間もかからない。新機能として、仮想内視鏡魚眼モード、ポリープを多角的に観察できるキューブビュー、低線量データのノイズ除去をフィルターで簡単に行うことのできる機能、より性格な形態表示を可能にする腸管径補正展開図が搭載されている。

3Dマッピング
 リウマチなどの診断や評価にも有用性を発揮する。MRIデータから自動的に撮像パラメータを読み取り、T1、T2、T1rho値を計算し画像マッピングすることが可能。T2値はコラーゲン配列や水分含有量の変化、T1rho値はGlycosaminoglycan濃度や水分含有量を評価することができる。3D表示する機能を使えば、変性のある領域を視覚的に理解しやすくなる。

DTI解析
 複数軸のMPGデータからテンソル解析を行い神経線維の走行を推定することができる。同社独自の計算技術と追跡手法は抹消神経の追跡を従来よりもより高精度なものにしている。複数のMPRや抽出した腫瘍との重ね合わせなどの機能を搭載。また、他の製品には見られない機能であるチューブ表示機能を用いることで、ビューア上に重なり合う神経線維の前後を認識することが可能になる。

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