Discovery IGS 730

ITEM2013 Report 国際医用画像総合展 (ITEM in JRC 2013) レポート 新製品 速報:
2013.04.14

 多目的X線撮影装置の最上位機種にあたり、日本ではITEM2013で初のお披露目となる。
 最新鋭のレーザーガイド技術をもとに自動で任意の位置に自走可能な、高性能アンギオ装置。

Discovery IGS 730

 従来の血管撮影装置と全く異なる点は、床置き式でも天吊り式でもなく、装置自体が自走する点。FPDのサイズは30×30cm。Hybrid ORのコンセプトで全身のインターベンションに対応している。空調との干渉による気流の問題で術者の手技に影響を与えることがなく、術後には部屋の隅など、任意の場所に移動させることもできる。

 装置上部で回転する位置ガイドレーザー照射部と、室内に張り巡らされたセンサーで、ガントリー位置を常に検出。そこから、ベッドを中心に最初に設定した17の位置に自動移動させ、位置決めが可能。従来装置にはない、フレキシブルな動きで術者をサポートする。

室内用センサー