iNtuition Server

ITEM2013 Report 国際医用画像総合展 (ITEM in JRC 2013) レポート 新製品 速報:
2013.04.14

ワークステーション/サーバ統合型医用画像処理システム。
 初公開機能COPD解析と体脂肪解析は、肺や腹部の体積と面積の両方を解析できる機能で、臨床でも問題なく使用することができる。
 「iGentle」は画質改善フィルター機能で、低線量で撮影された画像の画質を改善。逐次近似法画像再構成が行えない施設でも本機能を導入することで、低線量画像の画質を改善することができる。

iGentle

iNtuition Review
 新開発の統合ビューワ。各種アプリや電子カルテ等との連携性能は従来の同社ビューワ同様高性能なままで、AQiサーバをベースとしたVolume Data Viewingを提供する。CT・MRI等のボリュームデータだけでなく、CR・DR、マンモグラフィ、XA等の動画系、超音波画像、波形データ、病理関連画像や非DICOMデータまでもハンドリングできる広範囲の多目的・多用途ビューワであり、読影支援から院内各部門での参照用、手術支援用、遠隔読影まで、病院内外を問わず活躍する。
 iNtuition Reviewは、2013年夏にリリース予定となっている。4Dデータ自動判別表示や高速表示、Windows8対応でタブレット端末からの簡単な操作が可能となっている。

iNtuition Review

AQi Server/AQi Viewer解析
 同社3D解析サーバクライアントの最新版。小規模画像配信のワークステーション用途から、4万スライス以上のリアルタイム処理が可能なサーバまで、様々な目的用途に対応できるサーバラインアップが揃っている。サーバ同士は複数連携組み合わせも可能で、大容量処理も行える。サーバHDD容量や同時クライアント接続数も複数選択できる。同社ブースでは、MRIの各種解析、心機能解析結果と冠動脈の3Dマッピング、冠動脈支配領域推定、肝臓や肺の自動区域分け、CTC用強化、CT低線量撮影データに対する独自技術でのノイズ除去等、各部位毎の画像処理を実機で披露していた。

タブレットで動作するテラリコン解析ビューワ

iNtuition CLOUD
 クラウド型3D解析運用。AQIのあらゆる画像処理アプリケーション、画像情報を病院内外を問わずリアルタイムで共有することができる。3D画像処理をクラウド上で実行するため、院内へのサーバの設置は不要。さらに、iNtuition Serverで提供される機能や操作性は全て同じとなっており、制限がない。KDDI社との協業であるため、高品質で安全な運用が可能。