千代田テクノルのブースでは、前立腺がん密封小線源治療支援システム「Oncentra Seeds」の展示が行われていた。
本製品は前立腺のシード治療の臨床手順を合理化するために設計された製品。
3Dおよび2D画像で線量分布を表示し、線量の高い部分と低い部分とを視覚的に確認することができるようになっている。前立腺内の線量を把握することで副作用の可能性の低減や治療効果の増大を図り、治療結果のコントロールが可能になるという。
治療計画に最も適した画像や3Dナビゲーションのための超音波画像の取得ができ、超音波ライブ画像によって治療中の前立腺の位置や輪郭の変化を確認できるもの特長の一つである。3D超音波画像とモニターを組み合わせた「Needle Navigation」を搭載。治療中における術者のニードルの挿入を手助けする機能となっている。
また、コンパクトなカートに統合されているため、院内での移動やネットワークへの接続をしやすい形となっている。