連載!『My Bookmark~私のイチオシ~』第4回

category:My Bookmark 連載
2011.06.27
梶本克也先生
WEB限定連載『My Bookmark』では医師・診療放射線技師の皆様に、
イチオシの医療機器やサービス等について、教えていただきます! 

第4回は、社会福祉法人浅草寺病院 循環器内科 梶本克也先生にイチオシ製品をお伺いしました。

 

 

 


GEヘルスケア・ジャパン Vscan
・導入のきっかけ
私の専門が急性心不全であり、急性心不全症例の超急性期における診断、重症度評価、そして治療の効果判定を速やかに行うことをいつも考えていました。 2010年12月に大阪大学循環器内科の友人からVscanのうわさを聞いてすぐにレンタルにて使用しました。このレンタル使用時にVscanの凄さに一目ぼれしてしまいすぐに自己購入しました。 

・導入時期、使用年数
まずレンタルにて導入したのは、2010年12月22日~2011年1月5日の2週間です。その直後に契約して自己購入にて導入したのが2011年1月14日です。使用期間は約6カ月間ですが、ほぼ(日曜祝日も含めて)毎日病棟または外来にて活用させていただいております。

Vscan

・価格は適正ですか
Vscanを私は98万円(税込)で購入させていただきましたが、この価格が高いか安いかは、当然購入後の活用度で変わってきます。私は現時点ではこれは破格の安値ではないかと感じております。つまり、私はこのVscanを病院内の診療時にかなり活用して、今やVscanは相棒のような存在ですのでこのように感じております。

・製品の一番良いところ
Vscanの一番すぐれたところは小さいことよりも画像の明瞭さにあると思います。小さいことも重要ですが、小さくて画像が見えにくければ使用する気になりません。もうひとつ良いところは立ち上げる時間がたった20秒であることだと思います。スピードが求められる救急外来などでは、Vscanを迅速に活用できることで度々助けられております。

・周囲の評判
同僚の医師、看護師、そして検査技師が初めてVscanの外見をみて、そして画像をみて、必ず“こんなに奇麗に見えるなんて嘘みたい…”とコメントします。

・患者・ご家族からの評判
Vscanを用いて患者やご家族に心臓弁膜症の病態や重症度を説明をしたら、皆さまはすぐに病態を理解していただけます。VscanとiPadのアプリケーションを用いて、心臓疾患について患者やご家族へ説明をしたら、複雑な病態もかなり理解していただけると感じております。

・導入前と変わったこと(良い変化)
私は循環器専門医で心不全専門の医師ですので、Vscanを用いてまず肺エコー、次に心エコー、そして下大静脈径の測定を行いますが、自分の理学的所見とエコー所見に相違がある場合は、再度理学的所見を見直しております、つまり、Vscanを導入してから、理学的所見を今まで以上に詳細に繰り返して評価する習慣がついてきたと感じております。

・また使うとしたら同社製ですか
もちろんです。

・これから期待すること
前述しましたようにVscanは携帯サイズにもかかわらず画像が明瞭であり、さらに立ち上げに要する時間が約20秒たらずですので、本当に優秀な私の相棒です。今後さらに期待するとしたら、(1)測定をさらに簡便にできれば、(2)パルスドップラーが使えるようになったら、の2点ですが、大きさはできる限り現状のままでヴァージョンアップしていただけることを期待しております。

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