連載!『My Bookmark~私のイチオシ~』第2回

テーマ:MAGNETOM Verio 3T(Siemens社製全身用3T MRI)

category:My Bookmark 連載
2011.05.09

新コーナー『My Bookmark』では放射線科の医師・診療放射線技師の皆様に、
イチオシの医療機器やサービス等について、教えていただきます!

第2回は、岡山大学病院放射線科・清 哲朗先生にイチオシ製品をお伺いしました。

MAGNETOM Verio 3T(Siemens社製全身用3T MRI)

 

MAGNETOM Verio 3T
・導入のきっかけ
導入以前は1.5T MRIが2台のみしか稼働しておらず、大学病院としては臨床科の依頼と比べ、量的、質的いずれの観点にても明らかに不十分だったので。 

・導入時期、使用年数
2011年1月。実質使用期間は約3か月です。

・サービスはどうですか
立ち上げ開始時は、当施設の依頼科の要望に合致する使いやすいプロトコルが整理できていなかったが、熱心なSEや技術指導の担当者の支援サービスで、比較的短期間で円滑に通常業務が施行できるようになりました。
併用している別メーカー装置と比べ、営業拠点から離れていることも一因ながら、トラブル時の対応が遅めなのは残念かな。

・導入を決めたひとこと
コイル全般の使いやすさです。

EOB造影(上段:動脈優位相、下段:肝細胞相)
撮像パラメータ
脂肪抑制3D-VIBE、TR/TR=3.6msec/1.3msec、FA=12゜。
FOV 39×33cm、 Matrix 320×195、Thickness 3.5mm。

・製品の一番良いところ
腹部の画質が想像以上に高品質で感動しました。特に、EOB造影の動脈相。

・周囲の評判
医師の評判は概ね良好。ただし、胸椎の造影検査には不満あり。
サービス対応や、メンテナンスコストに関しては、今後の企業努力を期待しています。

・患者(検査を受ける方)からの評判
古い1.5Tと比べ静かで、開放感も高いので概ね良好です。

・スループットの良さ
3Tとしては、こんなものかな。画質を追求すると、案外長くなっちゃうね。

・導入前と変わったこと(良い変化)
頭部の高精細MRA画像、EOBダイナミックの画質改善効果等、様々な領域の画質向上で、読影が楽しくなりました。

・また使うとしたら同社製ですか
機器更新のタイミングにも依存するけれど、有力な選択肢であることは間違いないです。

・これから期待すること
アプリケーションや解析環境の充実です。
まだまだ、能力の半分も発揮できていない気がしています。

このページの先頭へ戻る