T1、T2 mappingによる心筋性状評価

2018.01.29

T1、T2 mappingによる心筋性状評価

東北大学病院放射線診断科 樋口 慧、大田英揮

 T1、T2 mappingでは心筋性状を定量的に評価することができる。心筋の局所の線維化、瘢痕を同定する遅延造影とは異なり、非虚血性心疾患などのびまん性心筋障害もその程度を評価することができ、鋭敏な心筋障害の指標になりうる。一方で、得られる定量値を適切に理解、評価するためにはその撮像原理や、値に影響しうる様々な要因を知っておく必要がある。

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