P-TEGとRupture Free Balloon

2013.07.30

P-TEGとRupture Free Balloon
新槇 剛(静岡県立静岡がんセンター)

バルーンカテーテルは多くの場合、管腔を閉塞させたり、カテーテルの逸脱を防止したり、あるいはバルーンの持つ拡張力によって狭窄部を拡張する目的で用いられる。PTEGで用いられるRupture Free Balloonは穿刺標的(頚部食道)内腔を拡張させ穿刺標的とする、新しい発想のバルーンカテーテルである。こうした発想のバルーンカテーテルにより、今後のIVRに新たな展開が生まれることが期待される。

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