超音波検査が治療戦略上極めて有用であった内視鏡的粘膜下層剥離術後肉芽増殖症の1例

2012.11.27

超音波検査が治療戦略上極めて有用であった内視鏡的粘膜下層剥離術後肉芽増殖症の1例
千葉大学医学部附属病院消化器内科
近藤孝行ほか
 
 経カテーテル動脈塞栓術(TAE)による支配血流のコントロールを併用した内視鏡的粘膜切除術(EMR)が有用であった巨大胃隆起性病変の1例を経験した。本症例では、TAEを加味する治療戦略やその効果判定に超音波検査が極めて有用であった。超音波検査は胃隆起性病変の治療支援法としても応用可能である。
 
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