当施設における造影CTプロトコルの紹介

2011.10.31

当施設における造影CTプロトコルの紹介

大阪府済生会野江病院放射線科
宮内真弥、 上野 俊、 橋爪 陵、 市川幸宏、 作本明勝

 現在、多くの施設で頭部、心臓をはじめとし全身のCT血管撮影が実施されている。これは、CT装置の発展のみならず、造影剤自動注入装置の進歩も大きく寄与している。
 最新の自動注入装置は、生理食塩水の後押し、多段注入、造影剤と生理食塩水の同時注入など、様々な注入方法が可能となってきた。それに伴い造影剤の注入方法は多様化し、最適な造影方法を選択することが難しくなった。そこで今回、当施設で行っている造影CT検査の注入プロトコルをいくつか紹介する。