音響物性を指標とした脂肪肝の評価
*1 千葉大学フロンティア医工学センター、*2 千葉大学大学院工学研究科、*3 千葉大学大学院医学研究院
山口 匡*1、吉田憲司*1、伊藤一陽*2、丸山紀史*3
単純性脂肪肝とNASHを弁別して非侵襲に定量評価するための技術開発を目的とし、肝臓内に蓄積される脂肪酸の種別を超音波で判別可能であるか検討した。その結果、NASH肝に多いオレイン酸および他の4種の脂肪酸の音標インピーダンスに有意差が認められた。
Acoustic properties of 5 kind of free fatty acids (FFAs) present in the liver were studied as a possible basis for non-invasive ultrasonic diagnosis of non-alcoholic steatohepatitis.
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