「してもいい治療」から「するべき治療」へ 脳主幹動脈閉塞症に対する急性期再開通療法

category:要旨
2016.09.29

「してもいい治療」から「するべき治療」へ
脳主幹動脈閉塞症に対する急性期再開通療法
神戸市立医療センター中央市民病院脳神経外科 今村博敏

 2013年に3つのランダム化比較試験が報告され、脳主幹動脈閉塞症に対する急性期再開通療法の有効性は証明
できなかった。しかし、2015年に報告された5つのランダム化比較試験すべてにおいて、急性期再開通療法は有用と
いう結果となり、急性期再開通療法は「してもいい治療」から「するべき治療」となった。本稿では、2015年2月に
International Stroke Conferenceで報告された4つのランダム化比較試験に関する論文を紹介する。

 In 2013 three randomized controlled trials were reported, and the efficacy of acute recanalization
therapy for proximal vessel occlusion has not been proven. However, in all of five randomized controlled
trials which was reported last year, acute recanalization therapy was effective, and became a “required
treatment“ from a “considered treatment”. Here I introduce the four randomized controlled trials that
have been presented at the International Stroke Conference in February 2015.

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