GE SenoBrightが実現した造影マンモグラフィ(Contrast Enhanced Spectral Mammography)は乳房画像診断に変革をもたらすか?

category:要旨
2011.05.31

三河乳がんクリニック
水谷三浩

要旨

三河乳がんクリニックではContrast Enhanced Spectral Mammography(以下CESM)の導入後(臨床試験開始)3カ月間で、50例に対しCESMを施行した。その初期経験より我々はCESMの有効性に関して確かな手応えを実感した。その概要の一部を今回報告する。CESMに期待する具体的な内容として、①Dense Breast内の病巣の検出(存在診断における有効性)、②局所的非対称性陰影、構築の乱れ、および微細石灰化を呈する病変のうち、精査を要するものの鑑別 (鑑別診断における有効性)、③温存術の適応の判定のための、病変の拡がりの描出(拡がり診断における有効性)、④術前化学療法の施行例のモニタリング(viableな癌組織の存在・拡がり診断における有効性)、などがあげられる。本稿では、Dense Breast症例の診断、局所的非対称性陰影や構築の乱れを呈する症例などの評価、ならびに乳癌の拡がり診断、などにおけるCESMの有効性について述べたい。

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