マンモグラフィ撮影時における技師の手の使い方について

category:要旨
2012.12.28

マンモグラフィ撮影時における技師の手の使い方について
公益財団法人東京都保健医療公社東京都がん検診センター放射線科
高嶋優子
 
 マンモグラフィにおいてポジショニングの良し悪しは診断精度に大きく影響する。撮影装置がデジタル化され高性能になっても撮影技師の手で受診者一人ひとりに行うポジショニングの重要性は変わることはない。乳癌部分がマンモグラフィ画像に描出されていなければ乳癌を発見できない。また、乳腺と乳癌腫瘤は画像上の濃度差がつきにくいため伸展不良の画像では、乳腺の重なりか乳癌腫瘤なのか判断がつかない場合がある。そのために、一枚の画像で乳腺を可能な限り全部入れ、乳腺を広げるテクニックが必要となる。
 マンモグラフィでは撮影技師の技量の違いにおいて描出能が異なってしまう場合が多い。そのため、マンモグラフィの撮影法は、受診者の立ち位置から体の向き、乳腺の引き出し方、圧迫の方法などが標準化されている。
 今回は特に、手の動作が乳房のどこの領域に影響するか、ポジショニングの順序に沿って、私が行っている方法を紹介する。
 
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