当院MRI装置の陳腐化への対応 ─Tim-upgradeと32ch ヘッドコイルの  組合せによるバージョンアップのすすめ─

2011.10.31

当院MRI装置の陳腐化への対応
─Tim-upgradeと32ch ヘッドコイルの組合せによるバージョンアップのすすめ─

*1宮城厚生協会泉病院放射線室、*2同放射線科、*3同神経内科、*4同脳神経外科
前谷津文雄*1、 山口さや香*1、 桜井宏子*2、
向井由幸*3、 長谷部誠*3、 荒井祥一*4

 昨今MR装置のライフサイクルが伸びる傾向が強まっており、当院でも既存Symphony1.5T MR装置の高性能グラジエント化への換装によるTim-upgradeと32ch ヘッドコイルの組み合わせによるバージョンアップを実施した。結果、脳神経疾患での新しいアプリケーションによる臨床情報と画質の改善が得られ、脳神経診療での第一選択検査としてMRの比重が増している。