循環器画像診断における超高精細CTのインパクト

2018.01.29

循環器画像診断における超高精細CTのインパクト

1)藤田保健衛生大学循環器内科
2)藤田保健衛生大学放射線科
3)藤田保健衛生大学先端画像診断共同研究講座
元山貞子1)、 皿井正義1)、 外山 宏2)、 片田和弘3)、 尾崎行男1)

 超高精細CTは、従来のCT装置と比較して空間分解能が向上したCT装置である。石灰化はより小さく描出できることで、より詳細な冠動脈内腔評価が可能となる。ステント留置後病変でも、従来のCTよりも小径のステントの評価が可能となる。超高精細CTの臨床的な有用性は高く、不要な侵襲的冠動脈造影を減らせると期待できる。

RadFan2018年2月号目次に戻る