吸引型半自動生検針(ステリカット®)の有用性

2015.07.31

吸引型半自動生検針(ステリカット®)の有用性

*1関西医科大学放射線科、 *2大阪市立大学大学院工学研究科
米虫 敦*1、 菅野渉平*1、 鈴木聡史*1、 左野 明*1、 池田耕士*1、
宇都宮啓太*1、 播磨洋子*1、 狩谷秀治*1、 中谷 幸*1、 吉田理絵*1、
河野由美子*1、 津野隆哉*1、 米虫節夫*2、 谷川 昇*1

 最近になって、タスク社より吸引陰圧下に組織採取可能な半自動生検針「ステリカット®」が発売され、本邦で使用可能となった。吸引陰圧下に組織採取を行うことで、従来の半自動生検針よりも多くの組織を採取することができる可能性がある。本稿では、ステリカット®の最新データと使用の実際について述べる。

 An aspiration-type semi-automatic cutting biopsy needle that can collect tissue under negative pressure has recently become available. This needle can be obtained heavier specimens than the normal-type semiautomatic biopsy needle.

RadFan2015年8月号目次へ戻る