肝癌診断における造影USと造影CTの比較

2015.04.30

主題  超音波検査の優位性(CTやMRIなどの他画像と比較して)

肝癌診断における造影USと造影CTの比較

旭川医科大学内科学講座病態代謝内科学分野
麻生和信、 岡田充巧、 玉木陽穂、 須藤隆次、 太田 雄、 大竹 晋、
鈴木裕子、 岩本英孝、 高橋賢治、 山北圭介、 今澤雅子、 北野陽平、
和田桂緒利、 羽田勝計

 肝癌診断における造影USの有用性について造影CTと比較検討した。造影USは肝癌における総合画像診断の1つとして、造影CTなど他のモダリティを補完する役目を持つとともに、肝癌の腫瘍血管評価や腫瘍形態評価など精密診断には極めて有用と考えられる。
 We investigated the usefulness of contrast enhanced ultrasonography (CEUS) compared with contrast enhanced computed tomography in diagnosis of hepatocellular carcinoma. CEUS complements contrast enhanced computed tomography in comprehensive diagnostic imaging and it is useful for accurate evaluation of the vascular structure and tumor morphology in diagnosis of hepatocellular carcinoma.

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