医学物理士から見た放射線治療におけるトレンド ―装置がいかに進歩しても治療成績の向上は品質確保が前提である―

2015.03.31

医学物理士から見た放射線治療におけるトレンド
―装置がいかに進歩しても治療成績の向上は品質確保が前提である―

広島大学大学院医歯薬保健学研究院放射線治療連携学講座
小澤修一

我が国においては、放射線治療分野における医学物理士業務として、治療計画、品質管理が挙げられることが多いが、今回は放射線治療における最新装置を紹介しつつ、医学物理士が重要な役割を果たす臨床試験の品質管理について考えたい。また、医療機器を開発し販売する上で重要な薬事法が改正され、一部の放射線治療品質管理ソフトウエアなども
医療機器としての承認が必要となったが、医学物理士は今後何を成すべきであろうか。

2015年4月号目次に戻る