乳癌に対する放射線治療の有用性

2013.11.06

島本茂利(大阪府立急性期総合医療センター放射線治療科)

 放射線治療は生存率向上だけでなくQOL維持にも有用な治療方法の1つである。最近は高精度治療装置が普及し、定位照射や強度変調放射線治療といった高精度治療も比較的容易に行えるようになってきた。当施設で経験した症例を提示しながら、通常治療から最新の高精度治療まで、放射線治療の有用性について述べる。