試してみよう、非造影MRDSA

2011.04.28

東京女子医科大学東医療センター放射線科
小島慎也、平田政己、森田 賢

要旨

血行動態の視覚的な評価は、従来は血管造影が主であった。近年では造影剤を用いたMR Distal subtractionangiography(以下MRDSA)や4D-CTなどでの評価も可能となっているが、さらに造影剤を用いない非造影MRDSAも試みられている。本稿では、2種類の非造影MRDSAの原理について解説し、その使用例を紹介する。