循環器領域におけるポータブル超音波の臨床応用の現状と今後の課題

2012.11.27

循環器領域におけるポータブル超音波の臨床応用の現状と今後の課題
埼玉医科大学国際医療センター心臓内科
松村 誠
 
 近年、ドプラ法を搭載した小型のポータブル超音波装置が販売され、循環器領域での臨床応用が増加している。病院内では主に救急医療、集中治療室、処置室、病室、院外では災害医療や在宅医療で用いられている。機種によってドプラ法の応用に課題を残しているが、2Dによる診断能力は固定装置とほぼ同等であり、極めて有用である。
 
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