第7回 緩和IVR研究会 参加見聞記

2017.11.29

「第7回 緩和IVR研究会 参加見聞記」を保本 卓先生(都島放射線科クリニック副院長/IVRセンター長)にご寄稿頂きました!

はじめに
 2017年11月3日(金・祝)に東京の御茶ノ水で開催された第7回緩和IVR研究会に参加した。今回が初の参加であったが、当番世話人の荒井保典先生よりご指名を頂いたので、僭越ながら感想を中心に述べさせて頂く。
 当日は爽やかな秋空の中での開催であり、会場はJR御茶ノ水駅から徒歩1分の非常に立地のよい御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターで、美しく広いエントランスを通り抜けた先にメイン会場があった。横長の部屋に真新しい机と椅子が常備され、隣の会場にはポスター会場と各メーカーの機器展示ブースが設けられており、どのような一日になるか、楽しみにしながら一般演題Ⅰのトップバッターの発表準備をし始めた。
 最初は非常に快適な空間であったが、開始と共に私の体内から発せられる熱だけでなく、明らかに部屋全体の温度が上がっていくのを肌で感じ取れた。演題卓から会場を見渡すと、秒単位に参加者が増え続け、30分後には立ち見が多くでき、発表を終えて席に着くと、テーブル全体を前に寄せ、会場後方に追加の椅子を用意するという盛況ぶりで、今回の参加者は161名と史上最大の参加人数であった(図1)。INEと思われる女性陣が多く出席されていたのも、この領域のコメディカルの関心の深さを物語っていると言えよう。

図1 埋め尽くす人達で熱気に包まれたメイン会場


★続きはRadFan2017年1月号にてご覧ください!