第32回超音波ドプラ研究会のご案内・演題募集

2012.06.22
代表幹事:川内章裕(昭和大学第二外科、池袋病院)
当番幹事:浅野康治郎(水戸済生会総合病院消化器内科)
日   時:2012年9月29日(土)13:00~(受付 11:00~)
会   場:東医健保会館(JR信濃町下車 徒歩5分)
       〒160-0012 東京都新宿区南元町4番地
       TEL 03-3353-4311 FAX 03-3357-7553
当日参加費:医師 3,000円
         臨床検査技師および診療放射線技師 1,000円
         学生・初期臨床研修医 無料

●演題募集
・シンポジウム(公募、一部指定)『一から学ぶNASH・NAFLDとその画像:現状と課題』
 従来、慢性肝疾患ではウイルス性肝炎が肝細胞癌と肝不全のほとんどの原因となっていたが、近年NASHの占める割合が増えてきている。NASHはウイルス性肝炎後の肝疾患の主役となると考えられている。このような背景があり、NASHおよびNAFLDの基礎的・臨床的研究がなされ、一定の成果が得られている。基調講演として、同分野の第一人者である奈良県立医科大学の吉治仁志氏が基礎から最新知見までを紹介。シンポジウムでは、画像診断、特に超音波を用いた形態の観察、ドプラ法、造影エコー、エラストグラフィーなどによるNASH・NAFLD診断の現状と課題を明らかにし、議論を深めたいと考えているという。

・主題(公募)『肝結節の画像診断:エコー・CT・MRIの比較2012』
 超音波造影剤ソナゾイドが上市されて5年が経過し、肝結節の超音波診断能が向上した。一方で、肝特異性MRI造影剤プリモビストの登場により、早期の肝細胞癌やその前駆病変である異型結節の検出が可能となった。しかし診断法が豊富になり所見が多岐にわたる分、判断に迷う症例もしばしば経験するようになった。特に、超音波と他の画像所見の所見に一致が得られない場合、臨床的な扱いに苦慮する。同主題では、異なる画像間での所見の乖離例に焦点をあて、現時点での肝結節画像診断の限界や問題点を明らかにしたいという。

・一般演題(公募)
超音波に関する演題を広く募集。

●応募要領
第32回超音波ドプラ研究会演題応募と明記の上、演題名、演者名、共同演者名、所属、連絡先を明記して、抄録(400字以内)をWordにて作成し、メールにて送付。
※件名にはに必ず“演題”“応募”などをつけること。

●演題申込み先
MAIL:a-kojiro@mito-saisei.jp
※@マークは半角にして入力。 

●締め切り
2012年8月10日

●お問い合わせ
第32回超音波ドプラ研究会事務局
〒311-4198 茨城県水戸市双葉台3-3-10
水戸済生会総合病院消化器内科
事務担当(医療秘書) 岡崎恵美、中熊恵美子
TEL:029-254-5151
URL:http://enjoy.pial.jp/~doppler-us/index.html