逐次近似画像再構成法「Veo 3.0」を利用した超低線量胎児CT

2015.10.31

逐次近似画像再構成法「Veo 3.0」を利用した超低線量胎児CT
 
坂井真二
久留米大学病院画像診断センター
 
 
胎児CT検査は、超音波断層法に比べ骨形態の描出能が高く有用である反面、被ばくを伴うという欠点を有している。逐次近似画像再構成法は、診断能を損なうことなく線量低減が可能である。Veo3.0は、超低線量CT撮影(CTDIvol 0.79mGy)においても、大幅なノイズ低減とアーチファクトの抑制により、臨床利用に極めて高い効果があることを確認した。
 
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