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Siemens Healthineers

製品情報

CT

SOMATOM X.cite

 当製品には「myExam Companion」というアプリケーションが使用されている。このアプリケーションにより、どのような患者や複雑な手順であっても簡単かつ効率的な作業へと変わる。

 myExam Companionは例えば心臓検査の場合、患者の心拍数、心拍数変動などを自動的に解析し、その上で検査に関する設問に解答していくだけで画像撮影の手順を終えることができる。作業の効率化や検査の標準化に繋がる。FAST 3DカメラのAIの自動判断により、患者の位置変動も作業の手間を省くポイントである。タブレットでの操作が可能になっており、患者のそばから離れられない場合でも問題なく操作が続けられるようになっている。
 

 

myExam Companion画面。

 

持ちやすいサイズとデザインのタブレット。

マンモグラフィ

MAMMOMAT Revelation

 従来のトモシンセシス機能にて、画像処理時間が短縮され、合成2Dである「Insight2D」の画像処理が改善されるなど、新たな改良があった。
 Insight2D画像は、これまでより通常の2Dのマンモグラフィに近い形で読影をサポートする。
 また、従来の2Dも日本人特有の乳腺を考慮した日本人専用画像処理パラメータを用いることで、低線量・高画質撮影が可能となっている。
 さらに、撮影と同時に乳腺濃度を自動測定し、評価・分類を行う機能である「InsightBD」も備わっている
 

AI

AI-Rad Companion

 AIによる画像解析をクラウド上で行い、その結果を得られるクラウドサービス。医療クラウドサービス「teamplay プラットフォーム」に撮影した画像を送信すると、Multi Organ Approachによりその画像に写った肺や心臓といった各部位がクラウド上で解析され、PACSに解析結果が送られるというものだ。
 本サービスは胸部CTからスタートしたが、今年は前立腺MR検査や頭部MR検査、そして胸部X線の3つの機能が追加されており、AI-Rad Companionの方向性の正しさとさらなる進化が窺える。
 新たに加わった、前立腺がん検査は、前立腺のセグメンテーションした後に、腫瘍の特定も自動的にこなしてしまう。これにより、超音波装置を組み合わせ、バイオプシーなどの生検の補助に活用できるという。
 さらにMRの頭部検査も、セグメンテーションして、自動計測した大きさとAIによってノーマルのデータベースと対比して、それぞれの部位に異常があるかを特定していくというものだ。この分析を元に、最終的にアルツハイマー病やパーキンソン病かを得られた数字などを見て、医師が確定診断していくという。あくまでも診断補助に特化したソフトウェアであり、放射線科医の負担軽減に役立つツールと言えるだろう。
 

 

 

 AI-Rad Companionの利用のプラットフォームであるteamplayもさらに進化している。これまでの、線量管理(Dose)やモダリティーの利用状況分析(Usage)が、施設毎の分析指標によりカスタマイズ可能となった(teamplay Insight)。
 これにより、施設が確認したい項目のみを詳細に分析することが可能となり、病院経営にも大きく役立ち、かつ院内のワークフロー改善にも役立っている。
 

 

 検査状況が一目でわかり、病院経営にも大きく役立ち、かつ院内のワークフロー改善にも役立っている。

MRI

MR fingerprinting

 今年のISMRMで発表されたもので、データ収集をしていく中でMRI特有でもっているT1値やT2値といった定量値を1スキャンで取得してしまう技術の総称だ。
 fingerprintingとは指紋のことで、MR fingerprintingは、MRIで元々数学的に解けてしまうシミュレーションのように、この画像にこの成分が入っていれば、心臓の波形はこうなると解いてしまえる技術のことである。
 つまり、保存してあるデータベースと実際収集してきた指紋のような波形を照合して、マッチングできたら、そこにしまわれている定量値を引っ張り出すことが可能になる。
 この一連の過程が犯罪操作に使われる指紋照合に酷似していること、つまり指紋に紐付いている様々な個人情報を引き出すことに似ていることからfingerprintingと名付けられたという。
 MR fingerprintingは現在のルーチンMR撮像をすぐに置き換えていくものではないが、1画像あたり20秒程度で所得できる高速性もあり、また定量性ということからも、装置やオペレーターによる違いが減少し、安定的に情報収集できることが大きなメリットだという。
 日本では発売未定であるが、予定としては3T装置から搭載予定ということだ。
 

マッチングの過程

 

左の画像はザラザラしており、判別不明だが実はその中に様々な波形が含まれている

Angiography

ARTIS icono

 全体的にハードウェアのデザインを一新し、全く新しいAngio装置として紹介された「ARTIS icono」。側面アームを一新し、ケーブルをコンパクトに収納できるキャタピラ式となっている。従来の製品より可動域が広く、側面アームのスピードが速くなっているのもポイントだ。今までは3D撮影時に側面アームを退避させる必要があったが、前述した改良点によりこの問題が解消され、3D撮影に取りかかるまでの準備時間の短縮の効果が見込まれる。また新たに正面アームに頭尾方向の傾きが加えられ、アーチファクトが抑制されより3Dのイメージクオリティが高まるという。
 迅速に3D撮影を行う、3D撮影のイメージクオリティを高める。この二つの目的はメインターゲットの脳血管内治療はもちろんのこと、脳卒中の患者を可能な限り早く治療して、予後を良くしてあげたいという狙いがあるという。迅速に的確な判断を出すためには、3Dイメージングクオリティを上げなくてはならないという開発のコンセプトが語られた。
 

超音波

ACUSON Redwood

 新製品となる「ACUSON Redwood」は、ACUSON SequoiaやACUSON Juniperと共にこれからの超音波のラインナップを担うとされている。日本は未発売となっているがリリースに向けて検討が進んでいる。
 Sequoiaに搭載されているアプリケーションはもちろん、AIの搭載により効率の向上、新たに心臓自動検索機能などが加わっている。Sequoiaで使用していたプローブはそのまま使用可能となっており、ハイエンドクオリティをこの機械で「コンパクトにかつコストパフォーマンスを高く」、「すべての検査をこの一台で」といったコンセプトが紹介された。


ACUSON Seqoiaに続くハイエンドモデル

MRI

MAGNETOM Lumina

3TオープンボアMRI装置、MAGNETOM Lumina。

 1つ目の特長としては、Turbo Suiteがあげられる。これはParallel Imaging、Simultaneous Multi-Slice、Compressed Sensingという3つの先進的な高速撮像技術を統合したものだ。検査部位や検査目的に応じて2D撮像・3D撮像どちらにも適応可能であり、それにより画質劣化を最小限に高速化を実現している。従来は撮像時間短縮のために、アンダーサンプリングがメジャーな考え方であったが、いずれのアンダーサンプリングの方法であっても画質劣化を招いてしまっていた。だが、今回の新製品に含まれているSimultaneous Multi-Slice(以下SMS)は複数断面を同時に励起し、同時にデータ取得できる。これらの機能を使うことにより、MAGNETOM LuminaのTurbo Suiteによる頭部MRI検査の一例では約34%の時間短縮に貢献した。

 2つ目はBioMatrix Technologyだ。そのうち、BioMatrix Respiratory Sensorsは被検者が寝台に寝るだけで、装置に内蔵された呼吸センサーが自動的に呼吸状態をモニタリングし、呼吸同期撮像の応用も可能にする。また、BioMatrix Coilshimは被検者によって乱される静磁場を高精度に補正することを目的に、頭頚部用コイルに専用のコイルシムを内蔵したものである。本来MRI装置は磁束密度が均一な静磁場環境が理想的とされている。しかし頭頚部は複雑な形状のため、安定した脂肪抑制が難しく、理想的な静磁場環境を整えがたい。そこで専用のシムコイルを使用し、被検者一人ひとりに適したシミングを行うことで高精度の撮像を可能にした。
 

 
 BioMatrixを取り入れたことで患者はただ寝るだけで、装置が自動的に呼吸情報を認識し、すべての患者に高度な画像を提供するものだ。

CT

SOMATOM On.site

 同装置を採用すると、これまでの撮影が革命的に変化を遂げるといわれている革新的な診断装置といえる。
 つまり、診療放射線技師は患者のベッドサイドで患者を放射線科に運ぶことなく患者撮影を可能にした。
 主に同装置はICUでの頭部画像を撮影するのを想定して開発されたものだ。日本での導入は未定という。
 

核医学

Biograph Vision

 世界一のシェアを誇る同社の核医学診断装置。最新鋭のPET/CTも独創性を掲げている。
 最先端の技術が搭載されている半導体デジタルPET/CT装置である。
 特筆すべきはWhole Body Dynamicという技術で今までの撮影方法の撮影範囲は15cm程度だったが、Whole Body Dynamicを採用して、全身を何度か繰り返し撮像することで、途中で患者が動いても全身の撮像データが得られる優れた技術だ。
 なお本技術はBiograph Vision、Biograph mCT、Biograph Horizonで採用されている。
 

 

Biograph Horizonで撮像。

 
 生理的集積は動くが、腫瘍は動かないといわれているので腫瘍の診断を簡単に判断できる。
 よって何度か繰り返し撮像することで腫瘍かどうかを見極めるものだ。
 全身を3分30秒かけて4回撮影したもので
 RAWDATAで保存して静止画像を得ながらも動的評価をできるもの。

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