【RSNA2015 Realtime Report】小倉圭史先生(札幌医科大学附属病院)Part.4

RSNA2015 Report:RSNA Realtime Report
2015.12.04

 RSNA 2015もあと1日で終了となります。ただ、学会への参加は今日が最後となります。先日、Awardが発表され多くの日本人の医師も診療放射線技師も受賞されました。しかも「Magna Cum Laude」に診療放射線技師からも選出されました。すごいです。
 
「Cerebral Disease: Optimal Imaging Method for Preoperative 3DCT
– Arteriovenous Separation Scanning Method」
K. Mitsui, Saga-Shi JAPAN; M. Kishikawa; S. Kakimoto; R. Kawano; H. Aibe, MD
 内容はTBT法を使用した脳動静脈分離撮影に対する演題で非常に明確にわかりやすく報告されていました。
 さて手前味噌で大変申しわけありませんが、今回、Educational Posterで参加させて頂き、なんと、「Certificate of Merit」を受賞させて頂くことができました。
 
「Preoperative 3DCT as an Optimal Imaging Method for Pulmonary Segmentectomy」
K. Ogura, RT, PhD, Sapporo JAPAN; A. Watanabe, MD, PhD; M. Miyajima, MD, PhD; T. Mishina, MD; M. Abukawa; T. Tanaka
 内容は肺がんの外科的手術に対する術前CTの撮影方法に関する演題です。
 肺がん手術は、近年低侵襲化を図るべく、VATSによる肺葉切除または区域切除が行われるようになりました。本手術は非常に手術視野が狭く、事前に正確な血管(動脈、静脈)解剖や気管支解剖および切除弾断端の確認が求められるようになりました。
 使用するワークステーションの特徴を理解して、撮影方法、造影方法を使い分け正確な3D画像作成に結びつけることが重要だと考えます。
 
1-写真4
 
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