【RSNA2013 On-Site Report!】『番外編:自費でも来たいRSNA 2014~来年は100回記念~』堀川雅弘 先生(Dotter Interventional Institute/クオリティラドIVR)

RSNA2013 Report:RSNA Perspective
2013.12.06

堀川雅弘先生 (Dotter Interventional Institute/クオリティラドIVR)より現地レポートを頂きました!
 
 
『番外編:自費でも来たいRSNA 2014~来年は100回記念~』
Dotter Interventional Institute/クオリティラドIVR
堀川雅弘

 
 5日目、木曜日。今日の14時で展示ホールは撤収に向かい、Daily bulletinでも来年度のpresidentの紹介があり(http://rsna2013.rsna.org/dailybulletin/index.cfm?pg=13thu02)、いよいよ祭りの後的な雰囲気が会場に漂い始める。日本の先生方の多くも既に帰途についているように思う。来年は第100回、この歴史的タイミングを逃すと次の大きな節目を味わえる人は存在し得ない。必ずやRSNAの総力を以て盛り上げて来るはずで、guest speakerでどれ程大物が来るのか、そしてどんな企画が華を添えるのか、今から期待の念を隠せない。
 来年は演題も殺到すると想定すると採択率は現状の40%強から更に下がる事が予想され、採択されないと旅費が出ない・参加出来ない施設の人間にとっては逆に苦しい年になる可能性もある。例え演題が通らなかったとしても、特に若い放射線科医には年末年始のon call/当直表を自分の名前で埋めてでも参加して欲しいと思う。しかしながら、自費参加の方々には飛行機代のみならず、最低でも200-300ドル/日掛かる学会priceの宿泊費は大きな負担になる事は間違いない。最近注目を集めているAirbnbやCraiglistといった、白タクならぬ白ホテル(?) 的な宿泊を利用するのも一計であろう (今回筆者はAirbnbを利用、downtownに1泊1万円程度でキッチン付のapartment一室を借り切る事が出来た) 。又、個人用放射線防護具やゴーグルを作りたいと思っている人は、RSNAの展示場をくまなく回り、学会特別価格で売り出しているvendorを探すと良いだろう。2 pieceのネックカラー付の防護具でも450ドル程度から購入可能であり、日本との価格差で元を取る事も可能だ (住所が米国限定であったり、日本へ送る際の送料が高額であったりするvendorも多いので、色々な面で注意が必要だが)。
 Night lifeにしても毎晩必ずどこかで行われている企業主催のセミナーに参加するのに加えて、本場のNBAを観るも良し、Jazzやmusical (Wicked、Mamma Mia、そして勿論Chicago!) を鑑賞するも良し、選択肢は山のようにある。来年は特に、十分な事前準備をして望みたい。
 

鉛と比べて重さ40%減のイケメ……ではなくプロテクター(後ろの人もベンゲル監督では無い)

 

会場からの風景. See you next year, Chicago.