エー・アンド・デイ、NTTレゾナント、インテル PCヘルスケア事業の普及で協力 ~業界初、3社共同で血圧の正常化による健康増進プロジェクトを展開~

2011.09.27

株式会社エー・アンド・デイ(本社:東京都豊島区、代表取締役 執行役員社長:古川 陽氏、以下:エー・アンド・デイ)、NTTレゾナント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中嶋孝夫氏、以下:NTTレゾナント)、インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉田和正氏、以下:インテル)の3社は9月26日、健康増進や慢性疾患の予防を目的としたヘルスケア事業「コンティニュア・ヘルス・アライアンス」の推進で協力すると発表した。

近年、生活習慣や社会構造の変化に伴い、生活習慣病の低年齢化と拡大が大きな社会問題になっている。3社は、こうした健康に対する社会的ニーズに対し、一般消費者がパソコンを利用して、家庭や職場で日常的な健康管理を容易に行える健康管理製品やサービスを提供し、健康増進を支援する。

 

この取り組みの第一弾として、共同で血圧の正常化による健康増進プロジェクトを展開。

・エー・アンド・デイはコンティニュア規格に対応した一般消費者向けの血圧計「UA-851PBT-C」を発売する。同社は以前からコンティニュア規格に対応した血圧計を販売しているが、一般消費者向け製品は業界初となる。

・NTTレゾナントは、血圧計からBluetooth経由でパソコンや携帯電話に転送された血圧データを健康管理サービス「gooからだログ」に転送するサービスを提供する。

・インテルは、これらの健康データを利用できる環境を拡大するため、パソコンや健康機器/サービスのコンティニュア規格への対応を促進するとともに、消費者がこれらの製品を容易に購入できるようにマーケティング活動を展開する。

 

厚生労働省の調査によると、日本人の高血圧症有病者と正常高値血圧者は合わせて約5,490万人と推定されている(高血圧症有病者は約3,970万人。正常高値血圧者は約1,520万人、合わせて約5,490万人と推定される)。血圧水準が高いと、脳卒中や心筋梗塞、大動脈瘤などの合併症を引き起こしやすく、死亡率が高まることが知られている。3社は、一般消費者向けコンティニュア規格対応の血圧計の発売を機に、健康寿命を延伸する有効な手法の1つとして、正常血圧の日常的な管理と維持の重要性を一般消費者に訴求していく。

一般消費者は、NTTレゾナントがgooからだログ内に設けるコンティニュア特設サイト( http://karada.goo.ne.jp/continua )からリンクされる、「NTT-XStore」にて、エー・アンド・デイの「UA-851PBT-C」を購入できるほか、コンティニュアに対応したパソコンの情報を入手することができる。

なお、10月4日から幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催する最先端IT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2011」の「デジタルヘルスケア・プラザ(Hall 1)」において、今回発表した最新のヘルスケアサービスが体験できる。

●お問い合わせ
株式会社エー・アンド・デイ ホームページ
URL:http://www.aandd.co.jp/

NTT レゾナント株式会社
URL:http://www.nttr.co.jp/

インテル株式会社
URL:http://www.intel.co.jp/