社会医療法人博愛会 相良病院と(株)バリアン メディカル システムズが、高精度放射線治療を含む包括的ながん医療を推進するパートナーシップを締結

2019.01.17

相良病院と(株)バリアン メディカル システムズ(以下、バリアン)は、最善かつ包括的ながん医療への取り組みを持続的に共同で推進することを目的に、この度パートナーシップの基本協定を締結し、2019年1月4日の相良病院放射線治療センターの竣工に伴い、パートナーシップ業務を開始した。

相良病院は、国内唯一の特定領域がん診療連携拠点病院(乳がん)の認定施設であり、乳がんを中心とする女性のための専門病院である。相良病院は、前立腺がん手術で有数の実績を誇るにいむら病院と業務提携しており、女性のがんのみならず、前立腺がんをはじめとした男性のがんにおいても包括的にがん医療を提供している。

このたび相良病院と、放射線治療機器分野において世界のリーディングカンパニーであるバリアンが提携することにより、乳がん、前立腺がんの高精度放射線治療を中心とするがん医療のさらなる発展を目指す。

主なパートナーシップの概要は以下の通りである。

バリアンから相良病院:

● 放射線治療における最新又は最適な医療機器の提案
● 最新のがん治療トレンドに関する情報提供
● がん医療におけるがん医療連携ネットワークの総合支援及び助言
● がん医療におけるブランド力向上のための活動支援及び助言
● リファレンスサイト指定(知識交流、イベント開催、研究奨励等)

相良病院からバリアン:

● 包括的ながん医療に関する専門的な助言
● 最善のがん医療普及のための宣伝活動支援又は助言
● がん医療発展のための研究活動及びデータ提供などの協力

今回のパートナーシップ締結に関して、社会医療法人博愛会理事長である相良吉昭は、「男女共に罹患率の高い乳がん、前立腺がんに特化した放射線治療センターは世界的に例がありません。バリアンとのコラボレーションによって、がんの脅威に負けない医療が実現できると信じています。」と述べた。

バリアンの代表取締役であるミッチェル・シロン は、「このたび、高精度放射線治療を適切に多くの患者様のもとに届けるために、相良病院とパートナーシップを締結できたことを大変嬉しく思います。このパートナーシップによって、患者様やその家族に、QOL(生活の質)を向上するような、より多くの治療選択肢を提供することに貢献します。相良病院やにいむら病院と協力することで、私たちのビジョンである“a world without fear of cancer(がんの脅威に負けない世界)”に近づくことができるでしょう。」と述べた。

また、相良病院と業務提携をしている医療法人真栄会にいむら病院理事長である新村友季子は、「放射線治療は前立腺がんをはじめとする泌尿器がん治療の大きな柱の一つです。提携先の相良病院で治療可能となれば泌尿器がんに携わる私達にとって非常に大きなアドバンテージとなります。期待しております。 」と述べた。

■相良病院-バリアンパートナーシップロゴ

■放射線治療センター

(写真)VitalBeam 医療用リニアック:医療機器承認番号 22800BZX00012000

<お問い合わせ先>

社会医療法人博愛会 相良病院
経営企画部 企画課  上山
TEL: 099-224-1811    E-mail: ueyama@sagara.or.jp

株式会社バリアン メディカル システムズ
マーケティング部  大沼
TEL:03-4486-5020    Email: mami.onuma@varian.com