キヤノンメディカルシステムズ、長時間バッテリー搭載の超音波診断装置Xario g-seriesの販売を開始

2018.04.09

 キヤノンメディカルシステムズ(株)は、大容量バッテリーで最大8時間駆動が可能な超音波診断装置の新しいシリーズXario g-series(エクサリオ ジーシリーズ)「Xario 200G」「Xario 100G」の販売を4月13日(金)よりパシフィコ横浜にて開催される国際医用画像総合展(ITEM)に出展すると共に、同日より販売を開始する。

 Xarioは2004年の発売以来、eXellence&Advanced Routineの名にふさわしいコンパクトで高性能な装置として新モデルを継続的に発売し、シリーズ合計で30,000台以上を販売し、全世界のお客様にご愛顧頂いてきた。
 今回販売を開始する新シリーズXario g-seriesは、そのXarioの基本コンセプトを受け継ぎながら、高速起動、大容量バッテリーの搭載や、周辺機器とのワイヤレス接続により、機動性がさらに高まっている。

新製品の主な特長

1. 高画質&先進の臨床アプリケーション
 Xario g-seriesは、広帯域プローブの帯域幅を最大限にした同社独自のDifferential THIを搭載(オプション)し、ひとクラス上の高画質を実現している。また、空間・周波数ふたつのコンパウンド技術を組み合わせたApliPure Plus(アプリピュア プラス Xario 100Gではオプション)、インテリジェントな画像処理を行うPresicion Imaging(プレシジョン イメージング Xario 100Gではオプション)により、ノイズやアーチファクトの少ない、コントラスト分解能の高い画像を提供します。さらに、心筋の壁運動を解析する2D Wall Motion Tracking(ツーディー ウォールモーション トラッキング Xario 200Gのみ、オプション)、組織の硬さを影像化するShear Wave Elastography(シェアウェーブ エラストグラフィ Xario 200Gのみ、オプション)などの先進の臨床アプリケーションを搭載することが可能だ。観察モニタには上位機種と同じ21.5インチのワイド画面液晶モニタを採用。情報量の豊富な高画質画像を余すことなく観察することができる。

2.高い機動性
 最大8時間の連続駆動(Xario 200Gのみ、Xario 100Gは最大4時間)が可能な大容量バッテリーを搭載し電源コンセントのない場所でも丸一日分の検査が行なうことが可能。心臓などの検査に欠かせないECG電極や装置のフリーズなどを足で制御するフットスイッチをワイヤレスで接続する(Xario 200のみ)ことにより、ケーブルの抜き差しや収納などに手間を掛けることなく手軽に院内を移動して検査することができる。

3.高速起動
 新採用したスマートスタンバイモードにより、使いたいときに使いたいところに装置を移動してモニタを開けば、わずか2秒で使える状態になる。モニタを閉じると2秒で自動的にスマートスタンバイモードに入る為、病院内の様々な場所で、迅速に検査を始められる。

●お問い合わせ
キヤノンメディカルシステムズ株式会社 ホームページ:https://jp.medical.canon/
Xario、ApliPure、Made for Lifeは東芝メディカルシステムズ株式会社の商標です。