東芝メディカルシステムズ、高級MRIシステムをジョンズホプキンス大学に納入

2017.04.28

 東芝メディカルシステムズ(株)の3テスラMRIシステム Vantage Galan 3Tが、世界的に有名な医療機関であるジョンズホプキンス大学(JHU)にあるSCIENCE + TECHNOLOGY PARK の先端イメージングセンター内に設置され、現地時間の2017年4月21日テープカットの式典が開催された。

 JHUと同社は、CTや超音波の最先端医療機器や臨床アプリケーションの評価を長年にわたり共同で行ってきた。この度のVantage Galan 3T設置により、当社MRIシステムを用いた新たなヘルスケアソリューションの開発に繋がることが期待される。このセンターのリーダーにはJHU医学部教授心血管イメージング部門長である João A. C. Lima, M.B.A., M.D. (CORE 320(注1) のリーダー) が、任命された。

 同社代表取締役社長の瀧口は「当社の最も先進的なMRIシステムをJHUに設置することができ、大変光栄です。我々は、今後もMade for Lifeの理念に基づいて、患者さんのニーズを真に取り込み、医療従事者に新たな臨床価値を提供する製品の開発に取り組んでいきます。MRIは、今後もヘルスケアのキーテクノロジーとして成長するでしょう。JHUをはじめとした各国のパートナーと協同し、そして、世界中の人々のQOL向上に貢献する世界クラスのMRシステムの開発、それが我々の目指すものです」と述べている。

 ジョンズホプキンス大学病院はアメリカメリーランド州ボルチモアに位置し、研究と臨床業務を統合した病院システムのパイオニアとして知られている。多くの世界的に著名な医師や研究者がここを拠点にしており、ノーベル賞受賞者も多く輩出している。世界クラスの医療機関として高い評価を得ており、U.S. & New World Report が公表した全米トップクラスの病院に関する年間ランキング調査でも、その評価の高さは証明されている。ジョンズホプキンス大学の病院ネットワークのメンバーである Sibley Memorial Hospital は、ワシントン D.C.で非営利の医療機関として1890年に設立以来、特に悪性腫瘍に関する研究から治験、治療、リハビリにいたるまで幅広い業務を行っている。

 (注1)CORE320 当社がサポートした320列エリアディテクターCTを用いた国際的マルチセンタースタディ

Vantage Galan、Made for Lifeは東芝メディカルシステムズの商標である。

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