日立製作所、顧客協創を推進するグローバル研究チーム「Insights Laboratory」を発足し、 IoT プラットフォーム「Lumada」のソリューション開発を加速

2017.04.11

 (株)日立製作所は、日立のIoTプラットフォーム「Lumada」の革新的ソリューションの開発を加速するため、グローバルな研究チーム「Insights Laboratory」を発足した。Insights Laboratoryは、データアナリティクスや人工知能(AI)、顧客協創方法論 NEXPERIENCE*1 を活用しながら、アイデアの創出からシステム設計、コンセプトや価値の実証など、顧客協創のあらゆるフェーズに参画することで、お客さまのビジネス創出や社会課題の解決に貢献していく。

 Insights Laboratory のメンバーは、世界の主要地域に拠点をもつ社会イノベーション協創センタ(CSI)在籍の研究者やデザイナーに加え、Hitachi AI Technology /H や音声・画像認識、自然言語処理などの研究を行っているテクノロジーイノベーションセンタ在籍の研究者で構成されており、日立アメリカ社研究開発部門 Senior Vice President 兼 Senior Fellow:Umeshwar Dayal氏がリーダーとなり、シリコンバレーを拠点にチームを牽引していく。今後、Hitachi Insight Group*2 と連携しながら、お客さまおよびパートナーとの協創を推進する。
 東京・赤坂を拠点とする CSI 東京は、各ビジネスユニットと連携して、グローバルな知見を取り込みながら日本での顧客協創を引き続きリードしていく。

 日立アメリカ社 CTO 兼 CSI 北米 General Manager:George Saikalis氏のコメント
「Insights Laboratory には、さまざまな専門分野の研究者、デザイナー、データサイエンティスト、ソリューションアーキテクトが集結しており、彼らが直接お客さまと協創を行います。また、Umeshwar Dayal 氏をリーダーとして、シリコンバレーに拠点を置くことにより、グローバルな研究機関やパートナーと最先端の研究を行うことができます。顧客協創方法論 NEXPERIENCE のもと、お客さまとともにビジョンの共有からソリューションコンセプトの創出、プロトタイプの開発や価値の実証を行うことで、日立の研究成果を示すだけでなく、お客さまの真のニーズを満たすソリューションをグローバルに提供していきます。」

 日立 執行役専務 サービス&プラットフォームビジネスユニット CEO 兼 Hitachi Insight Group CEO:小島啓二氏のコメント
「Insights Laboratory には、お客さまやパートナーの真の課題を解決し、より良いビジネスや社会的成果の創出を支援することができる、最適な人財が世界中から集結しています。Insights Laboratory の発足によって、IoT プラットフォーム「Lumada」の革新的ソリューションの開発に向けた、新しく、より密な協創ができることを嬉しく思います。本リリースは、米国において 4 月 10 日(月) 8:00(PST)に配信したものです。日本では 4 月 11 日(火)9:00 に配信しました。」

*1 2015/10/15リリース:「社会イノベーション事業の加速に向けて、お客さまの課題をともに検討する顧客協創方法論「NEXPERIENCE」を構築」http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2015/10/1015.html

*2 2016/5/10リリース:「IoT 事業のグローバル展開を加速する Hitachi Insight Groupが始動」http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2016/05/0510a.html


●お問い合わせ

株式会社日立製作所 研究開発グループ 技術統括センタ 研究管理部[担当:角田、中村]
〒185-8601 東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目 280 番地
TEL:042-323-1111(代表)
URL:http://www.hitachi.co.jp/