フィリップス、超音波診断装置Affiniti(アフィニティ)シリーズに“Affiniti30”を投入

2017.04.07

 (株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン(以下、フィリップス)は、4 月7 日より、超音波診断装置「Affiniti(アフィニティ)30」の発売をフクダ電子(株)(本社:東京都文京区、代表取締役社長:白井 大治郎)を通じて開始する。
 Affiniti シリーズは、“Made With Japan ‐ 日本のお客様と共に”のコンセプトに基づいて、開発の段階から日本の医師・技師からの協力を得て、デザインから操作性、機能に関してそのニーズを反映させた。特に画像診断の基本であるB モードの画質にこだわりぬき、2014 年発売以来シリーズ全体で全世界におよそ9000台を出荷している。

 Affiniti30 は、基本機能に特化した製品です。これによりAffiniti シリーズは、 ”Affiniti30”、”Affiniti50”、”Affiniti70”の3 機種となり、さらにお客様のご要望にそった提案が可能になる。

● コンパクトな筐体(約 85kg)に、プレミアムクラス※1の高性能を搭載
● 限りなくシンプルで直観的な操作性と、”Plunk‐ability”(プランカビリティー)により検査時間を短縮
● 心臓、腹部、血管、表在臓器の撮影の基本アプリケーションに特化

「Affiniti30」の希望販売価格は、2 千5 百万円で(税込、仕様により異なる)、国内初年度の販売目標台数は約200 台を見込んでいる。


超音波診断装置「Affiniti30」の主な特長

プレミアムクラスの高性能をコンパクトな筐体(きょうたい)(約85kg)に収めた、心臓、腹部、血管、表在臓器の撮影の
ための基本アプリケーションに特化した装置である。

1. 高画質 : 広帯域周波数トランスジューサと高精密ビームフォーマー技術の採用

Precision Beamformer(高精密ビームフォーマー)は高い空間分解能、コントラスト分解能や優れた組織均一性を備え、かつクラッタノイズやアーチファクトの少ない画像を生み出すワイドダイナミックレンジを特長としている。

2. シンプルなワークフロー : 実感できる”Plunk‐ability(プランカビリティー)”

検査の目的に応じた7,500 を超えるパラメータの自動調整と、最適な画像を素早く描出するためのサポートツールである自動画像調整機能(iScan)、一フレーム毎に画像を最適化するAutoSCAN 機能、ドプラ検査時の自動計測機能(HighQ)の搭載により、最小限の画像調整を行うだけで優れた高画質が得られる。これをフィリップスでは”Plunk‐ability”(プランカビリティー)と命名し、トランスジューサを『ポンと置いた瞬間にパッと実感できる高画質』を実現した。これにより、限りなくシンプルで直観的な操作を実現し、検査時間の短縮に貢献する。また、頚動脈のIMT(内中膜壁厚)検査に対応するためのIMT 自動トレース機能と、乳腺用ストレインエラストグラフィ機能にも仕様によって対応している。

3. 信頼性 :4500 時間以上の厳しい耐久テストをクリア
長期間安定してご使用いただけるよう6 ヶ月を超える負荷試験を実施し、耐久性にも重点を置いて開発している。また、消費電力は289VA、駆動音は37‐41dB と省エネ※2・静音※3設計になっている。

*1 フィリップス社製超音波診断装置内での比較
*2 従来のフィリップス社製超音波診断装置との比較
*3 従来のフィリップス社製超音波診断装置との比較

Affiniti30

将来予想に関する記述について
このプレスリリースにはフィリップスの将来の業績、財務状況、事業活動の結果や事業計画に関する「将来予想に関する記述」が含まれている。「将来予想に関する記述」はその性質上、将来起こりうる様々な事象や状況の変化によってもたらされるリスクや不確実性を伴うものであり、それにより、「将来予想に関する記述」で述べた内容や暗示した記述と実際の結果や事象は実質的に異なる可能性を含んでいる。

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