ギブン・イメージング、カプセル内視鏡の開発経緯と未来構想、先端医療技術の事業化戦略について記者説明会を開催

2011.06.27
河上正三氏
渡邊 絵氏
ケビン・ルビー氏
ガブリエル・イダン氏
ギブン・イメージング(株)は6月21日、コンファレンススクエア エムプラス「ミドル」(東京都千代田区)にてメディアセミナーを開催した。
まず、河上正三氏(同社代表取締役社長)が「今後もイノベーティブな製品を発表していくが、今日は製品がどういう経緯でできたかを振り返る」と挨拶を述べた。
次に渡邊 絵氏(同社マーケティング部部長)が「国内カプセル内視鏡普及の推移」について説明。日本においてはPillCam SB(小腸用)が2007年に、PillCam SB2(改良型小腸用)が2009年に薬事承認されており、今後はPillCam COLON 2(大腸用)が本年中にも臨床治験を開始する予定。また、パテンシーカプセル(通過確認用 溶けるカプセル)の薬事承認も年内を見込んでいるという。
続いてイスラエルのギブン・イメージング本社より来日した2名が講演した。ケビン・ルビー氏(ギブン・イメージング社最高執行責任者COO)は「先端医療技術に基礎を置くイスラエル ギブン・イメージング社の経営戦略」と題して社の略歴と製品について説明。1998年に設立された同社が2001年に販売開始したカプセル内視鏡は、現在80ヶ国以上で導入されている。大腸用カプセル内視鏡は、ヨーロッパでは既に製品が出荷されており、2012年に米国でFDA申請予定である。大腸がん検査にカプセル内視鏡という選択肢が加わることで、早期スクリーニング検査受診率が上がれば、将来的には90%の患者を救うことができるとケビン氏は語った。
続いて、ガブリエル・イダン氏(ギブン・イメージング社イノベーション担当バイスプレジデント、理学博士)が「先端技術開発に至るまでの苦しみと楽しみ 嚥下可能なカプセル内視鏡等を例に」と題して講演し、製品化まで道のりを明かした。1981年、Eitan Skapa医師から内視鏡は小腸全体まで届かないため解決法はないかと相談を受け、10年間議論と思考を続けた末、カプセル内視鏡の初期アイデアが誕生したという。1997年には特許を取得し、2001年にFDAを取得し発売に至った。起業成功の秘訣を「技術も大事だが、市場のニーズを掴むことが一番重要だ」と語り、「失敗を怖がるな」と力強く語った。
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