武藤工業、3D生体模型出力サービスを開始

2016.02.22

~ ㈱アールテックの医療用3Dモデリングソフトウェア「CMMed」の販売も開始 ~

 武藤工業(株)(以下武藤工業)は、医療分野向け技術開発などを手掛ける(株)アールテックと業務提携し、3Dプリンタによる生体模型出力サービスならびに3Dモデル加工に不可欠となる医療用3Dモデリングソフトウェア「CMMed」の販売を開始する。
 大学や医療機関などの医療現場で使用される模擬手術用の生体は、小動物の臓器を用いることが多く、動物愛護の観点から代替となる人工生体モデルの実現が求められている。 今般、武藤工業が手掛ける出力サービスでは、水に溶けない特殊な石膏を使うことで、実際の生体により近い感触をもつ【生体レプリカ】を造形できるほか、樹脂や通常の石膏を用いて人体のさまざまな部位のモデル造形ができる。
 これらの生体レプリカにより、より身近に模擬手術、手技の向上、2D画像の3D化による認識度の向上などに貢献できるほか、個別の患者データをもとに作成する生体レプリカを用いることで術前シミュレーションにも役立っている。

 

 今般、併せて発売を開始する「CMMed」は、個別患者の撮像データ(CT、MRI、USなど)をもとにモデリングを行い、造形データに変換できる医療用モデリングソフトウェアである。医療画像のDICOMデータを取り込み、画面上で関心領域を抽出し、容易に3Dモデリングを行える。
 また、本ソフトウェアは、計算流体力学(CFD)シミュレーションへの展開にも対応している。
 本ソフトウェアは、年間の使用料を支払うことでソフトウェアの導入費用を抑えることができ、アップデートされたソフトウェアを利用できる。

 

 なお、造形出力サービス予定価格は、生体レプリカの大きさ、複雑さや数量などで変動するが、1個「3~4万円から」を想定している(モデリング作業は含まない)。
 また、同時発売する「CMMed」は、年間使用料60万円(税別)を予定しており、初年度販売目標は500本を想定している。

 今般発売のソフトウェアならびに出力サービスに関しては、2月に開催される以下の 展示会に出展を予定している。

総称:メディカルジャパン2016大阪(第2回日本医療総合展 大阪)
名称:第2回関西病院イノベーション展
会期:2月24日(水)~26日(金)
場所:インテックス大阪
出展者:武藤工業㈱
出展内容:■医療生体レプリカ、石膏サンプル、樹脂サンプル他 切開・切除・縫合シミュレーション、IVRデバイスの置換・留置、教材などへの応用
■医療用3Dモデリングソフトウェア (CMMed) CT、MRI、USなどの画像データにもとづき3Dモデリングを行うためのソフトウェア

※診療報酬改定を2016年4月に控え、保険対象の見直しが中央社会保険医療協議会で議論 されるなか、1月20日には3Dプリンタで作製した「臓器立体モデルによる手術支援」に関しての、保険適用の対象が骨格全般へと広がるなど、医療分野での臓器立体モデルの実利用に注目が集まっている。

◆(株)アールテック
会社概要 本社 浜松市東区有玉台2-19-23
設立 1998年2月 資本金 2,000万円
代表者 代表取締役 小杉隆司
事業内容 医療分野および工業製造分野向け技術開発
 ㈱アールテックは、ものづくり技術をはじめ、情報処理や画像処理技術を駆使したシステム開発を通じて、工業分野や医療・医学分野における新たな技術構築を実践して、グローバルなIT 変革の波中で、3D モデリング技術の活用によるバーチャルとリアルの融合を試みている企業。URL:http://www.r-tech.jp

●お問い合わせ
武藤工業(株)
3Dプリンタ営業部担当:鮫島・竹内
TEL:03-6758-7024
FAX:03-6758-7013
E-mail: info3dprinter@mutoh.co.jp
URL:https://www.mutoh.co.jp/

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