EIZO、高い表示性能と使いやすさを両立させた 2メガピクセル医用画像表示カラーモニターを発売

2016.02.19

 EIZO(株)は、医用画像表示モニターRadiForce RX250(21.3 型カラー液晶モニター)を2016年4月15日に発売する(価格はオープン、オープン価格の製品は標準価格を定めていない)。

 RadiForce RX250は、病院内のPACS(Picture Archiving and Communications System:医用画像管理システム)上で患者の検査画像を表示する、解像度が2メガピクセル(192万画素)のカラーモニターRX240の後継機種である。RX250は、現行のRX240よりもさらに高い表示性能と使いやすさを追求したモデルである。

 表示性能面においては、RX250はEIZO独自の技術を活かしたSharpness Recovery(鮮鋭度補正)機能を搭載している。当機能は、高輝度モニターにおいて避けられない画像の細かい部分の不明瞭さを補正し、画像の輪郭をクリアに描き出している。さらに、RX250は発光効率の優れたLEDバックライト搭載パネルにより、現行機種と比較して消費電力量を約27%低減させることで、モニターの維持費用の削減に貢献している。

 使いやすさにおいては、RX250はデザインを一新し、読影作業に集中しやすいようにベゼル(画面の外枠)部分には黒色を、側面には清潔感と軽量感を演出する白色を環状に配している。さらに角を丸くすることで、患者の心理的不安を和らげ、安心感を与える効果を狙っている。外形寸法も、現行機種より横15mm、縦37.5mm、奥行き45.5mm減少している。空間占有率が約27%削減され、デスク上に十分な作業スペースを確保できる。モニターの額縁幅も約27%狭くなり、モニター2台による画像比較時の目線移動をスムーズにし、作業に集中しやすい環境作りを推進している。

 また、現行機種のRX240は入力端子のみを搭載しているが、RX250は新たにDisplayPort出力端子を搭載している。当出力端子を活用したデイジーチェーン(数珠つなぎ)接続により、複数モニター使用時の配線がシンプルにできる。
 2016年4月15日(金)~17日(日)にパシフィコ横浜で開催される「2016 国際医用画像総合展(ITEM 2016)」で同製品を展示予定。

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