キヤノンマーケティングジャパン、ストレスチェック義務化に対応したメンタル対策強化支援サービスを開始

2015.05.12

 キヤノンマーケティングジャパン(株)(以下、キヤノンMJ)とグループ企業のエディフィストラーニング(株)(以下、エディフィストラーニング)は、ストレスチェック義務化に対応した中堅・中小企業向けの。メンタル対策強化支援サービスを9月1日より開始する。

 厚生労働省の調べでは、国内のうつ病患者は約100万人で、30代、40代の患者数は10年前に比べ約3倍の37万人に増加し、それに伴う医療費や労災の認定件数も増え続けているという。これを受けて2014年6月に、国会でメンタルヘルス対策の充実・強化等を目的とした労働安全衛生法の一部を改正する法案が成立した。従業員50人以上の事業所に対して、ストレスチェックや医師による面談。などが義務付けられ、企業は精神疾患のある社員の早期発見と未然予防策が必要になるという。
 キヤノンMJ は、こうしたニーズに対応するため、中堅・中小企業を対象にストレスチェックサービスとメンタルヘルス研修から成るメンタル対策強化支援サービスを顧客のニーズに合わせて提供する。
 ストレスチェックサービスは、この分野で最大手の(株)アドバンテッジ リスク マネジメント(以下、ARM)のクラウドサービスを提供する。ストレスチェックと e-ラーニング、カウンセリング、組織診断をパッケージ化したもので、社員のストレスに関する症状や不調を適切かつ簡単に確認することができる。また、個人ごとの課題や要望に対応可能な「One to One e-ラーニング学習プログラム」や、課題を見える化する「組織診断レポート」は、メンタル対策に非常に効果的とのこと。メンタルヘルス不調者発生の未然防止や組織活性化によるパフォーマンスの向上などの成果があがっており、現在約1300社に導入されている。メンタルヘルス研修は、エディフィストラーニングが従業員支援プログラム研修として提供するという。

エディフィストラーニングの研修風景

 エディフィストラーニングは日本のメンタルヘルス研修の草分けで、「新型うつ」の対策研修や「シニア社員」向け研修に加え、アスリートも取り入れている「メンタルトレーニング研修」や「目標達成研修」などで高い評価を受けています。これらの研修では、具体的なケーススタディや参加者自身が抱えている課題を取り上げるライブセッションに力をいれており実践的な内容になっている。ストレスチェックサービスの結果により、必要な部門や職層ごとにこれらの研修を提供していくという。
 
 キヤノンMJ は、これまで手掛けてきた AED や血圧計などヘルスケア機器の広範な販売チャネルを生かし、メンタル対策強化支援サービスを積極的に展開していくという。

<メンタルヘルスビジネスの概要>
、顧客の要望に合わせてストレスチェックサービスとメンタルヘルス研修を組み合わせて提供し、メンタルヘルス対策を総合的に支援

<メンタルヘルス研修について>

<ストレスチェックサービスについて>
●アドバンテッジ タフネス 500

中堅・中小企業向けのストレスチェック・e ラーニング・カウンセリングなどのサービス■厚生労働省のメンタルヘルス指針に対応したプログラム
■高ストレス者を相談窓口に誘導し、早期対応が可能です
■早期発見による離職リスクの低減、人事労務コストの抑制が可能です
■本当に必要な組織課題を「見える化」し、有効な対策が実施できます
■費用:

●アドバンテッジ インサイト

採用時にストレス耐性などを把握する採用検査
■「知的能力」、「EQ 能力(感情知能)」、「ストレス耐性」をアセスメントし、企業の環境変化に」
■対応できる人材を見極めるサービス
(費用: 10ライセンス 4万円~

●お問い合わせ
キヤノンマーケティングジャパン(株)
ヘルスケアビジネス推進課
TEL:03-6719-9553(直通)
URL:http://cweb.canon.jp/corporate/