日立メディコ、16列マルチスライスCT装置「Supria(スプリア)」Version 1.20発売

2014.11.27

2013年8月の発売開始以来、全世界300台出荷

 (株)日立メディコは、広範囲撮影のニーズに対応するため寝台ラインアップを拡充させ、またインジェクタ同期スキャンや被検者情報のカード、バーコード読み込みに対応した新しい16列マルチスライスCT装置「Supria*1」 Version 1.20を発売する。

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装置外観
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左:標準寝台、右:ロング寝台

●システムの概要
 「Supria」は、16列CT装置としてトップクラス*2の開口径(75cm)を実現しながら、X線制御装置をガントリに組み込むことで同社従来機よりも1つ少ない3ユニット(ガントリ、寝台、操作卓)構成を実現した。また、先進のノイズ低減技術、直感的に操作可能なユーザーインターフェースなどを搭載している。このようなオープン&コンパクトなデザイン、高画質かつ高い操作性を日本および海外で評価され、「Supria」は、2013年8月の発売開始以来、全世界に300台*3を超える出荷を達成した。
 「Supria」Version 1.20は、広範囲撮影のニーズに対応するため、現行の標準寝台に加えロング寝台も選択可能。また、短時間に広範囲撮影が可能なCT装置と造影剤自動注入器のスタートタイミングを同期し、さらに被検者情報をカードやバーコードから読み込むことが可能になった。

●製品の特長
(1)
医療施設に合わせた寝台の選択

 オープン&コンパクトな「Supria」は、同社従来機種よりユニットが1つ少ない3ユニットを実現したことにより、コンパクトな検査室でも設置可能である。
 しかし、より広範囲な撮影や体格の大きな被検者の撮影に対するニーズに応えるため、同社は、最大で1,800mm(足受け天板使用時)まで撮影可能なロング寝台を開発した。これにより、検査室の大きさや撮影ニーズに合わせて寝台を選択することができる。

(2)
CT撮影と造影剤自動注入の連動機能

 造影剤自動注入器を使用したCT検査において、造影剤が目的とする部位に到達し十分に造影濃度が得られたタイミングで撮影することが重要である。特にマルチスライスCT装置の登場により短時間に広範囲なCT撮影が可能になると、ますます撮影と造影とのタイミングが難しくなる。
 「Supria」Version 1.20は、インジェクタ同期スキャン機能*4を搭載し、CT装置と造影剤自動注入器を連動させることで、CT装置と造影剤自動注入器のスタートタイミングを同期して撮影を開始することが可能。

(3)
被検者情報のカード、バーコード読み込み

 CT装置に被検者情報を登録する際、従来は被検者名や生年月日を手入力していたため入力ミスが発生することがあった。
 「Supria」Version 1.20は、DICOM MWM*4,5の他に、磁気カードや一次元バーコードで被検者情報を管理している医療施設のニーズに応えるため、CT装置に対応した磁気カードリーダーやバーコードリーダーを接続することで、簡便に被検者情報を読み込むことが可能になる*4。

*1:
Supriaは、(株)日立メディコの登録商標。
*2:
2014年11月現在同社調べ。
*3:
2014年9月末現在同社調べ。
*4:
オプション機能。
*5:
Modality Worklist Management(モダリティ・ワークリスト管理)

●お問い合わせ
(株)日立メディコ
URL:http://www.hitachi-medical.co.jp/index.html

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