EIZO、手術室向け高解像度58型モニターを発売

2014.03.13
★RadiForce LS580W★
EIZO(株)は、58型の手術室向け画像表示モニター「RadiForce LS580W」を2014年6月2日に発売する。(価格はオープン)

手術室では、X線透視画像、内視鏡画像、心拍数など様々な医療情報の参照が必要であり、一般的には複数のモニターを並べ、それぞれの画面に各情報を表示している。同社は、情報の管理と操作の負荷軽減のため、様々なシステムから送信される医療情報を収集し、管理する信号配信マネージャーと、これらの医療情報を一画面に表示する60インチの大型モニターを販売している。今回さらに58型モニターを追加し、手術室の規模に応じて選べるラインナップを拡充する。

今回発売する「RadiForce LS580W」は、対角58インチの大画面に高解像度8メガピクセル(3840×2160=829万画素)の情報表示が可能。同じ解像度表示が可能な旧機種56インチモニターLS560Wから画面を大型化しつつ、ベゼル(画面の外枠)を細くすることで、LS560Wと同等の外形寸法と質量を実現した。
また、LS580Wは電源とバックライトを2つずつ装備しており、さらにそれらをそれぞれストライプ状に配置しているため、片方に万が一問題が生じても全体的な表示を維持できるなど、高い信頼性を確保している。
LS580Wは液晶の光源となるバックライトに発光効率の良いLEDを搭載し、高輝度とともに低消費電力を実現した。コントラスト比も1200:1から4000:1に高め、低階調域を細部まで忠実に再現している。

同社は、2014年4月11日(金)~13日(日)にパシフィコ横浜で開催される2014 国際医用画像総合展 (ITEM 2014)で同製品を展示する。


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EIZO(株)
営業1部 メディカル課
TEL:03-5715-2014
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