クックメディカル協賛、日本泌尿器内視鏡学会、第3回阿曽賞受賞者決定

2013.11.14

第27回日本泌尿器内視鏡学会総会において授与式を開催

 米国クックメディカルは、同社が設立にあたり協賛した日本泌尿器内視鏡学会第3回阿曽賞の受賞者として、横浜市立大学大学院医学研究科泌尿器病態学准教授・槙山和秀先生が決定されたことを発表した。対象となったテーマ・取り組みは「患者特異的腹腔鏡手術シミュレータの開発」だ。「阿曽賞」は泌尿器内視鏡学の発展を目標として2011年に設立された、日本泌尿器内視鏡学会の学会賞である。
 日本泌尿器内視鏡学会阿曽賞選考委員会の選考委員長、岡山大学病院副院長・新医療研究開発センター那須保友教授は、槙山先生の受賞理由を下記のように述べている。「槙山先生は泌尿器腹腔鏡手術の領域において、患者特異的腹腔鏡手術シミュレータを医工・産学連携プロジェクトとして開発・実用化し、手術手技ならびに安全性の向上に尽力されています。これらの実績は特筆すべきものであり、当該領域における今後のさらなる活躍と発展が期待されます」
 受賞者の槙山和秀先生は、横浜市立大学医学部を1994年に卒業、2002年に医学博士号を取得した。2009年より横浜市立大学大学院医学研究科泌尿器病態学准教授に着任、日本泌尿器内視鏡学会の評議員をつとめられている他、日本泌尿器科学会、日本癌治療学会等をはじめとする国内外の学会員として幅広く活躍している。今回の受賞に際し、次のように述べている。「このたび名誉ある阿曽賞受賞の栄誉を賜り、誠に光栄に存じます。窪田吉信教授をはじめ医局員一同、そして日々の研究・臨床を支えてくださる関係者の皆様に心より感謝申し上げます。この受賞を糧に、泌尿器内視鏡学の発展に貢献できるよう臨床研究両面でさらに地道な努力を重ねる所存です。今後とも宜しくお願い申し上げます」
 第3回授賞式は、2013年11月8日に愛知県・ウエスティンナゴヤキャッスルにおいて開催された第27回日本泌尿器内視鏡学会総会における授与式において執り行われた。
 同社ウロロジー事業部では、本賞への協賛や世界各国の医療従事者の皆様への泌尿器科疾患分野の低侵襲医療機器および関連情報の提供を通じ、患者様のケア向上に取り組んでいる。

日本泌尿器内視鏡学会・阿曽賞について

 阿曽賞は、2011年に日本泌尿器内視鏡学会において設立された学会賞であり、泌尿器内視鏡学(Endourology)の発展に今後貢献する可能性を有する会員が表彰対象となっている。「阿曽賞」の名称は、第1回日本Endourology・ESWL研究会会長であり、初代日本Endourology・ESWL学会(現:日本泌尿器内視鏡学会)理事長で、日本の泌尿器内視鏡学発展に貢献されてきた東京大学の阿曽佳郎東京大学名誉教授に由来する。

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