日立製作所、日立メディコを完全子会社化 | 放射線科情報ポータル Rad Fan Online(ラドファン オンライン) 医学出版社メディカルアイ

日立製作所、日立メディコを完全子会社化

2013.11.15

 (株)日立製作所は、(株)日立メディコの普通株式を公開買付けによって取得し、日立メディコを完全子会社とすることを発表した。
 より安定した資本関係を構築し、同社の社内カンパニーのヘルスケア関連事業と一体化した事業運営を行うことで、対象者、ひいては日立グループの企業価値を向上させることを目指す。

●ポイント
1.両社のヘルスケア関連事業において、開発、営業・マーケティングなどの顧客対応を一元化するとともに、日立グループのヘルスケア分野の中核を担う医療機器メーカーである対象者のプロダクトを日立グループ内のヘルスケア関連事業と組み合わせることで、「プロダクト、サービス、IT(クラウド)を組み合わせたソリューションによりイノベーションを実現」することを内容とする「社会イノベーション事業」をヘルスケア分野で推進していく構え。
 例えば、放射線治療領域において、従来は同社と対象者それぞれの製品を顧客に対して提案していたのに対し、顧客対応の一元化を図ることにより、顧客のニーズに応じ最適な治療機器を提案することができる等、ソリューション提案力の強化が見込まれる。

2.日立メディコにとっては、日立製作所研究室との一層の連携による研究力の強化、日立グループの調達力をさらに活用したコスト競争力の強化に加え、海外で日立グループとして提供する病院向けのサービスやファイナンスとの連携による画像診断機器の販売拡大や、日立製作所現地法人を活用した新興国における販売拠点の拡充が見込まれる。
 さらに、同社が日立製作所内カンパニーのヘルスケア関連事業と一体となって事業展開を行うことにより、ITや治療機器などの周辺領域との融合という課題の早期解決が可能となる。例えば、日立メディコの医療情報システムや画像診断機器と、画像を蓄積管理する日立製作所のストレージシステムやクラウドサービスとの連携、また、日立メディコの画像診断機器と、日立製作所が事業展開する粒子線治療装置との組み合わせによる診断・治療が一体となったシステムの提供など。

 なお、日立製作所は、完全子会社化後の対象者の経営体制について、基本的に現状の経営体制を尊重する方針。

●お問い合わせ
(株)日立製作所
URL:http://www.hitachi.co.jp/

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