コニカミノルタとGEヘルスケア、デジタルX線撮影装置(DR)のグローバル販売協力で合意、戦略的提携関係を強化

2013.06.26

コニカミノルタ(株)(本社:東京都千代田区、社長:松﨑 正年、以下 コニカミノルタ)とGEヘルスケア(本社: 英チャルフォント セントジャイルズ、プレジデント兼CEO:ジョン・ディニーン)は、コニカミノルタのカセッテ型デジタルX線撮影装置「AeroDR(エアロディーアール)」について、日本を除くグローバル市場での販売契約を締結した。両社は、過去10年近くにわたり、米国市場におけるCR(Computed Radiography)*1販売において協力関係を構築してきたが、今般の合意は、「AeroDR」を世界各国におけるGEヘルスケアの販売チャネルへ展開し、いっそう戦略的提携関係を強化していくものである。
ワイヤレスタイプのカセッテ型DR (Digital Radiography)*2で世界最軽量を実現した「AeroDR」は、コンパクトであると同時に、CRに比べて低いX線照射量で高画質の診断画像を提供することができ、すでに多くの医療現場で使用されている。今回の合意により、アナログX線装置を導入している医療施設においては、新たに機器を購入することなく、既存の撮影台をそのまま活用したデジタル撮影が可能となる。 さらに、10×12インチ*3、14×17インチ、17×17インチの3つのカセットサイズが選べることで、撮影用途も広がる。

本合意により、コニカミノルタのX線撮影装置における強みとGEヘルスケアの幅広いグローバル販売網およびX線撮影室における専門知識が統合されることで、両社のビジネスのみならず、よりコスト効率が高くより簡便なデジタル撮影を希望する顧客にとっても大きな恩恵がもたらされることになる。先進国から発展途上国までの多様なニーズに応えるソリューションの提供を加速し、医療分野での新たな価値創造に貢献できるとしている。

*1. 従来のX線フィルムに代わり、イメージング・プレート(IP)上にX線画像を記録し、これを読み取り装置でデジタル画像に変換する。
*2. 照射されたX線をセンサーパネルで受光し、ダイレクトにデジタル画像を得るため、一般的にCRよりも画質が良く、また即時性に優れる。
*3. 発売準備中。

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コニカミノルタ(株)
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Fax:042-589-1716
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